くたちの日々





―― お前にとって、オレは特別な存在になれるだろうか…。








ナルトとサスケは、都へ向けてひたすら走っていた。

ジリジリと照りつける日差しが肌を焼き、さっきから全身汗が吹き出している。
サスケは腕で額に浮かぶそれを拭った。

都まではあと数時間。



今回の任務は、限りなくDランクに近いCランク任務だった。
ある男の依頼で、とある娘に文を届ける、と言う任務。
かろうじてCランク任務になっている理由は、その娘が都の有力者の一人娘で、依頼人の男との交際が発覚して父親の怒りを買い、今は屋敷の奥に閉じ込められてしまっている、という部分か。
その有力者は、警備の者を雇っているのだが、ナルトとサスケは警備の眼を盗んでその屋敷に忍びこみ、娘に文を渡せばよかった。



ナルトは最初からその男に酷く同情的だった。
サスケはその様子を見ながら溜息をつく。
なんでこのウスラトンカチは、どんな問題にも首を突っ込みたがるのか…。

今もナルトは、都へ向けて走りながら
「オレ達で二人を会わせてやれねぇかなあ…」
等と呟いている。

そんなナルトにサスケは苛立っていた。
本当に娘と会いたいのなら、自分達に手を貸してほしいのなら、男はそういう任務を依頼すればいいのだ。
男の希望がただ文を手渡せばいいのなら、自分達はそれをすればいい。
その娘の方だって、男と別れるのがイヤなら行動すべきなんだ。
それを、自分達がどうこうするなんて間違っている。
サスケはそう思う。

まあ、こと恋愛に関して言えば、自分だってその行動するって部分がまるっきり出来ないのだから、人の事は言えないのだが…。

サスケはそう自嘲した。



「お前、人の恋愛に首を突っ込むのは止めろ」
サスケは隣を走るナルトにそう言った。

だが、ナルトはそんなサスケを睨み付ける。
「サスケ、冷たいってばよ」

サスケはカチンと来て、歩みを止めた。
ナルトも慌てて止まる。
サスケは怒鳴りつけた。

「冷たいとかそんな話じゃねぇ!男が本気で女と会いたいなら、そう言う任務をオレ達に依頼してくるはずじゃねーか。それが文を渡せばいいだけなんて、最初からそれだけの気持ちでしかねーんだよ!」
「んだとコラァ!それが出来れば苦労しねーんだってばよ!頭でそう分かっててもなかなか勇気が出ねぇもんなんだよ!」
「フン、そんなのお前だけだ」
「なにぃ?このバカサスケ!」
「んだと?このドベ!」
「コノォ!」
ナルトはサスケの胸倉を掴んだ。
サスケがせせら笑う。

だが、次の瞬間、山間部特有の雨雲が遠くで雷鳴を鳴らすと、二人は我に帰った。
何も自分達がこんな事について、大声で怒鳴りあう理由はないではないか。

ナルトはサスケから手を離した。
「少し休憩だってばよ…」
溜息をついて、ナルトは直ぐ近くの木の根元に座り込んだ。
サスケもナルトの直ぐ側で、木に寄りかかった。

「よくよく考えっと、なにもオレとサスケが喧嘩する必要もないよな…」
肩で息をしながら、座りこむナルトが呟いた。
サスケは、自分の直ぐ隣でナルトの黄色い頭がユラユラと動くのを見ていたが、にわかに疲れを感じ、自分もナルトの隣に座りこんだ。
「ああ…。まったくだ…」

息をついてナルトをちらりと見ると、隣のナルトがサスケを横目で伺っているのと目が合った。
ナルトは慌てた様に目を逸らす。
少しだけ触れ合っている互いの肩口から体温と息遣いがじんわりと伝わってきて、サスケはドキリとする。
そのまま体を離すのも勿体無い気がして、サスケは暫くナルトの体温を感じながらじっとしていた。
二人は暫く黙り込んだ。



サスケはナルトを盗み見た。
ナルトは最近急に黙り込んでしまう事が多い。
そのナルトの心の動きが、サスケにはなんとなく分かっている。

サスケを取り戻し、木ノ葉に連れ帰った頃、ナルトはそれはよく喋った。
いや、最近だって、バカみたいな事ならいつだって喋っている。
だが、ふと気が付くと、ナルトは自分の方をどこか不安な面持ちで見つめているか、隣で緊張している事が多い。
今だって、触れ合った肩にあり得ないほど緊張して、でも、体を離す事は出来なくて。

今だけじゃない。
このところずっと、ふとした瞬間に身体が触れ合うことに、ナルトも自分も敏感になっている気がする。
自分達は何かきっかけがあれば関係が変わるのではないか。
サスケはそんな気がした。


昔からナルトは多分自分を好きでいる…。
それは里に戻ってきてから、カカシからもサイからも、それにサクラからも仄めかされていたから、多分正しい認識だと思う。

そして多分、里に戻って1年経った今も、ナルトは自分に対してそういう気持ちを持っていてくれている。

そして、サスケ自身、ナルトの気持ちに対してどうしたいのかも決まっていた。


サスケは悩んでいた。
ナルトの気持ちに応えて自分の側がナルトとの距離を詰めるべきなのか、それともやはり男同士だという事を考えて、このまま友達で居続けるべきか。
ふと気がつくと恋を覚えたてのガキみたいにドキドキしながらナルトを見ている自分…。
サスケはそんな自分が情けない。
どうしてナルトの事になると、こんな風に迷ってばかりなのか。

大体、ドベだとばかり思っていたナルトが、やたら男臭くなっているからいけない。
ナルトの存在はサスケの中で日に日に大きくなっていた。
サスケ自身、昔からナルトに対して友という気持ち以上の何かを持っていて、それに蓋をしていた部分もあったから、制約がなくなった今、なおさらその存在は大きくなって来てしまったのだ。
いつの間にか自分よりも太くなった手首や腰周り、そして胸元。
互いに助け合って闘う時に掴まれた腕の力の強さ。
任務の時に見せる、真剣そのものの顔。
そして何より、自分を見つめる眼差し。
全てが自分をナルトに向かわせる。


だが、ナルトは自分からその先へと動こうとしない。
サスケの気持ちを量りかねているらしく、そのくせサスケの事が欲しいという瞳を隠す事も出来ずにいる。


サスケはもどかしい気持ちが募るのを日々感じる。
自分もナルトが欲しいと思う。
だが、そこに一歩踏み出してしまったら、もう絶対に「友達」というポジションに戻れない。
それが分かっているから、自分はナルトに対して踏み出せないのだし、多分ナルトもそうなのだろうと思う。
それは分かっている。

自分もまだ一歩踏み出す勇気がないが…。
ナルトもまた、一歩を踏み出す勇気がないのかもしれない。









屋敷の中で出会った娘は儚げな人だった。
相手の男が酷い目に会っていなければいいが、と二人に聞き、元気だと知ると安心したようだった。
ナルトはやはりお節介が止められないらしく、娘に
「何か出来る事があったら言ってくれってばよ」
と持ち掛けていたが、彼女は首を横に振った。
二人はそれ以上の事は何も言えず、娘の元を辞した。


任務を一応完了した二人は、都をブラブラと歩いた。
周囲は夕闇が既に迫り、夏の市街地独特の暑さは少し和らいで来ていたが、それでも肌にべったりと纏わり付く湿気に、サスケはかなり疲れていた。

ナルトは落ち込んでいるようだった。

「だから言ったじゃねーか。オレ達がどうこうできる話じゃねーんだ」
サスケは慰め半分、諭す気持ち半分でナルトに声を掛けた。
ナルトはサスケのその言葉に立ち止まり、サスケをじっと見据えた。
「サスケはそう言うけどさ、オレってば何かしてやりたかったんだってばよ」

ナルトのその言葉がサスケを苛立たせた。
いつでもナルトは人の事ばかり首を突っ込んで、自分の事は何も解決しようとしてないように見える。
苛立ちを黙っていられる方じゃないから、サスケはナルトに喚いた。
「テメェなんて自分の頭の上のハエも追えないくせに、人の世話ばっかり焼きたがるんじゃねぇ!」
ナルトはその言葉に驚いた顔をして、サスケを凝視した。

サスケは自分でもしまったと思う。
ナルトに対する苛立ちに多分蒸し暑さも加わって、サスケから冷静さを奪っている。
自分はいつかナルトに対して不器用に迫ってしまいそうだと思い、サスケは頭を冷やそうとした。

だが、ナルトはサスケの方に改めて向き直ると言った。
「サスケ、あのさ…」
「あぁ?なんだよ」

ナルトはそこで言い澱んだが、サスケが無言で先を促すと、意を決した様に口を開いた。
「…丁度任務も終わったし、今日はどこかに泊まって、旨いもんでも食いに行かねぇ?」









二人は、繁華街に程近い宿に入り、荷物を置くと街中に出た。

ナルトは
「都に任務で行くって言うからさ、サスケと旨いもんでも食おうと思って、指示書貰った帰りに本屋に寄って調べたんだってばよ」
と、サスケをとある店に連れて行った。
そこはちょっと洒落た、でも別に男同士で入っても違和感のない居酒屋だった。
ナルトが自分のために調べたという事実が恥ずかしいサスケは、自然不機嫌を装う。
だが、ナルトはそんなサスケに気を悪くする風もなく、サスケと二人、カウンターに陣取った。

ナルトはよく喋った。
先ほどまでの落ち込み方が嘘だったんじゃないかと思えるほどで、頬を紅潮させて喋り捲るナルトがおかしくてサスケは相槌を打ったり笑ったりしていたが、そんなナルトはどこかいつもと違う感じもしていた。
無理をして話題を作っている様な、ものすごく緊張しているような。

酒が入るとますますナルトは喋り捲ったが、どこか上の空だった。
サスケはそんなナルトに付き合い、酒を飲んだ。
酔って来るとナルトのそんな態度も次第に自然になり、二人は肩寄せ合って笑ったりした。
サスケも自分のハイテンションがよく分からなかった。
二人はほろ酔いのまま店を出た。



宿に戻ると、部屋は照明が落とされ、布団が敷いてあった。
少し離して敷かれてある2組の布団の生々しさに、サスケは目のやり場に困る。
今までは全然なんでもなかったことが、少し気持ちが変化すると全く違う意味合いを持つ。
サスケは落ち着かなかった。
ちらりと盗み見たナルトも同様のようで、二人は少し離れて荷物を整理していたが、やがてナルトが
「あのさ、風呂入りに行こっか」
と誘ってきた。

二人は着替えとタオルを持って外に出た。
奇妙な圧迫感に息が詰まりそうだったサスケは、部屋の外に出ると、つい息をついた。
ナルトが変な顔でこちらを伺ってきた。
そのナルトも薄っすらと汗をかいている。
二人は互いの変な様子に意味もなく笑った。

今まで何度もナルトと風呂に入っているくせに、サスケは今日はなぜかナルトの事が気になって仕方ない。
脱衣所で服を脱ぐナルトの背中に自然と目が引き寄せられて、サスケは暫し動きを止めた。
ナルトが振り返って
「サスケ、どうしたんだってばよ?」
と聞くまで、サスケはナルトの動きをずっと見つめていた。
「な…なんでもない…」
そう呟くと、サスケはナルトに背を向けて服を脱ぎ出した。
その背中を、ナルトが見つめていた。

ざっと汗を流して湯船に浸かり、サスケとナルトは沈黙していた。
ただ湯の中に浸かり、暑さでぼやけた頭でナルトの動向を伺う。

微妙な距離。
それがもどかしい。

サスケは、自分がはっきりとナルトを欲している事を自覚していた。
自分がナルトを抱くのでもいいし、ナルトが自分を抱きたいのならそれでもいい。
だが、今自分はナルトに触れたい。
そして、ナルトに触れてもらいたい。
今日こそはっきり結論を出してしまおうか…。

だが、ナルトがどう考えているか、よく分からない。
自分の思い込みだけだとしたら怖い…。
サスケは自分の曖昧な精神状態にも苛立ち、ナルトに
「先に上がるぞ」
と声を掛け、先に部屋に戻った。
暫く一人になって、考えたかった。



15分ほどして、ナルトが戻ってきた。
サスケは既に布団の上で巻物を広げていた。
ナルトがバタバタと寝支度をするのを横目で伺いながら、サスケは巻物をぼんやりと読んでいた。
「先に休むぞ」
サスケが言うと、ナルトがタオルを干しながら
「おぅ!」
と答えた。
サスケはなんとなく居心地が悪くなり、布団に潜り込んだ。

ナルトは電気を消すと、サスケの布団の隣に潜り込み、サスケに話しかけてきた。
「なあなあサスケ、もう寝ちまったか?」

「…いや、起きてる」
サスケがナルトの方を向くと、隣のナルトが手を伸ばして、さりげなくサスケの髪に触れた。
サスケは緊張する。
ナルトはポツリと呟いた。
「へへ…。サスケと二人きりでこうしていられるなんて、なんだかすげー幸せだってばよ」

その、ほのぼのと暖かい、ある意味労わられているようなナルトの言い方と、髪に触れたナルトの指先の動きに、サスケは押さえつけていた感情が溢れ出してしまうのを感じる。

サスケはナルトを見ないまま呟く様に問いかけた。
「おまえ…、それって…どういう…」
ナルトがにわかに狼狽するのが分かる。
「べ…別に、去年の今頃は別々だったから、そんな日が来るなんて思えなかったし…」

サスケはそんなナルトのはぐらかす様な返事に耐え切れず、ナルトを睨み付けると聞いた。
「……それだけか?」

サスケの声は掠れていた。
それ以上言葉を続けられなくて、サスケはただナルトを見つめる。
ナルトは暫く無言でサスケの髪を弄っていたが、喉仏が上下し、唾を飲みこんだのが分かった。

無言の時間に居た堪れなくなったサスケは、言い出さなければよかったと後悔したが、その時ナルトが重い口を開いた。
「サスケ…」
声が掠れている。
「えっと…さ…」
ナルトはそこで黙ってしまった。

「なんだよ…。ちゃんと言えよ」
サスケは黒い瞳でナルトを見据えた。

ナルトはしどろもどろになりながらも、ポツリポツリと言い始めた。
「なんつーか、その…。…こんな状況で聞かれたら、スッゲー困るっていうか…そうじゃなくて…えっと、オレ…。オレってば、…お前のこと」

サスケは頬が熱くなるのを感じてうろたえた。
自分は顔を赤くさせてるのではないか…。
みっともない…。そう思いながら、出来るだけ表情を変えずナルトの方を横目で見た。
「オレの事…、なんだよ?」

ナルトは暫く黙り込んだが、その次の瞬間ナルトは動いた。
ナルトは起き上がり、サスケの布団を剥ぐと、サスケの上に覆いかぶさった。
ナルトに抱きすくめられ、サスケは心拍数が一気に上がる。
ナルトの腕の力、我武者羅に自分を抱き締めるナルトに、サスケは圧倒される。

「ば…っ!何しやがる!」
サスケは焦って喚いたが、ナルトはサスケをギュッと抱き締め耳元で言った。

「っ、……お前だって…分かってっだろ?」
「ナルト…」
サスケは動きを止めた。

「サスケ…、も…オレってば、この気持ち、隠しておけねーかも…」
ナルトはそう言って、サスケの頬に自分の唇を近づけた。
ナルトの唇の感触が頬に当たり、サスケは一層顔が熱くなる。

「……オレのこと、…好きなのか?」
ナルトの腕の中で、サスケはポツリと呟いた。

「好き…」
そして、ナルトはそっとキスを仕掛けてきた。
ナルトの唇が迫り、サスケは慌てて目を閉じる。

思ったよりも柔らかなナルトの唇が、サスケの唇と重なった。
もう何年も前の、歯が当たりそうになったあの事故のようなキスとは違う、意味を持って触れられる唇。

そっと触れるだけのキスをして、ナルトが離れた。
「サスケ、オレ…」

サスケは何も言えなかった。
ただ、ナルトにしがみ付いて、自分の方からナルトにキスをした。
角度を変えて何回もキスをする。
積極的な自分が信じられない。
ナルトには分かっただろう。自分がナルトをどう思っているか…。


だが、ナルトが「耐え切れない」という様にサスケの身体を触り始めると、サスケはさすがに慌てた。
「ちょ…お前、やめろ」
それでもナルトはサスケのTシャツの裾から指を忍ばせて来る。
サスケは慌てて、ナルトの髪を強く引っ張った。

「ちょ…お前!何やってる!」
ナルトが不服げな瞳でサスケを見つめた。
「サスケ…ダメか?」
その瞳の青にサスケは一瞬見蕩れたが、今すぐにこれ以上進むつもりはない。
風呂ではナルトが欲しいと思った自分だが、実際にそうなってみると、所謂心の準備が必要なのだ。

「……オレはまだそこまで許してねぇ!」
サスケはナルトの頭を一つ張った。
このウスラトンカチは、今日想いが通じて直ぐに、もう次の段階に行きたがるのか…。

「イッテェ…」
頭を抱えるナルトを、サスケはそっと抱き締めた。

「まだ…そこまで…なんていうか、……もうちょっと経ってからじゃねぇと……」
サスケが顔を赤くしてそう言うと、ナルトは
「サスケ…」
と言って抱きついて来た。
「じゃあ、こうやって抱き締めてるだけ。な?」
とナルトは悪戯っぽい目をキラキラさせて甘えてくる。
サスケは
「何もすんなよ」
と釘をさした。




ナルトは相変わらず眠っている。

サスケはナルトの顔を見続けた。

そっと頬に触れてみる。
それでも安心しきっているのか、ナルトが起きる気配はない。

自分は多分近いうちに、この男に…。
それでも構わないと思うほど、自分はこの男に惹かれているらしい。


隣のどことなく笑いを誘う寝顔を伺う。
今は、この男の側で眠ろう。


サスケはナルトの腕の中でひっそりと溜息をつくと目を閉じた。








我が愛する相棒の「Honey Crime」七実さんにいただいてしまったぴゅあ話ですーvv
エロマイスターな七実ちゃんに、「初々しいのをひとつ、よろしく!」と無理矢理?な感じで
お願いしたことがあって、それを七実さんがさくっと書いてくれたんですよー!
私のために書いたのでどうぞ〜と心優しくも言っていただけましたので、お宝部屋へとお迎えですvvv
はぁ〜お宝部屋、潤うわ〜〜。
萌え満点なエロだけじゃなく、こういうぴゅあな初々しい話も七実さんは書ける人なので、
ホント尊敬しちゃいますよ。
ぎこちないのに、夢中で求め合う2人にニマニマしていまいますね。うっふふふーvv
一度七実さん宅に掲載されていたものを、ご承諾を得て強奪してきましたvv
何だかいつももらってばかり…(汗)
七実さん、ホントにホントにありがとう〜〜!!