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鷹が跳ぶ時:きゃろっとくらぶとゆかいななかまたち

鷹が跳ぶ時

ヴァリアントホーク(父:グラスワンダー 母:アドマイヤサンデー)

12日は美浦南Wコースで強めに追われ、僚馬と併入した。
「芝1600m戦でデビューすることにしました。
あまり長い距離で走る気を出さないと不安もありますし、
稽古では芝の方がいい走りをしますので、この距離から使い出します。
デビューは恐らく580キロくらいの体重になりそうですが、
この馬なりにずいぶん引き締まってきました。
まだ自分からハミを取りませんが、やってここまで持ってこれた馬ですし、
指示すればそれなりの反応はしますから、競馬に行って良さを出してほしいですね」(佐藤助手)
16日の新潟競馬(3歳未勝利・芝1600m)に江田勇騎手で出走。


思えば2004年の秋、キャロットの募集馬見学ツアーに参加した際、事前に配られた最新の
身長・体重が記入された一覧表の中に、既に560キロを超えている若駒がいた。
(ツアー当時は1歳の終わりごろであるから、平均的な馬より100キロほど重いと考えて欲しい)

大きいと言うことは馬格がある(=いいこと)だが、大きすぎるとデメリットの方が目立つ。
大きければ大きいほど脚に掛かる負担が増すので、強い調教を課せないというのがデメリットの代表かな。

一般的に考えれば、1歳の秋時点で560キロなんて馬は、真っ先に出資対象から消えるもんだ。
実際、その紙を受け取った時は「この馬だけには出資しないだろうな。血統はいいけど…」
なんてめぐすりと話してた。
でも実際に馬を見て、一晩考えた俺は出資申し込みの紙にこう記す。

「アドマイヤサンデーの2003」

それがヴァリアントホーク。なんで出資を決めたのか、未だにわからない。
「なんとなくピンときた」としか言いようがないね。
その後、一見順調に調教を重ねていたヴァリアントホークだが、やはり脚元に不安が発生し
半年以上乗り込めない時期が続いた。
ようやく乗り込めるようになっても脚元を気にして強い調教はできない。
さらに増える体重。 そのせいで一時期は630キロを越える馬体になってしまった。

この時点で、俺はデビューを諦めた。(不思議と、出資したのが失敗だったとは思わなかったが)
そのホークが、牧場・厩舎関係者の尽力により、デビューにこぎつけた。
調教でもまだまだ動きが重くても、ほぼ障害レース専門ジョッキー(江田勇)が乗ってもいいじゃないか
偉大な一歩だ

新潟競馬場のパドックで

「あの馬 デカッ!!」

っつー声が聞こえるのを楽しみにしてるよ

去年7月の画像
2006/07/14(Fri) 00:26:20 | ヴァリアントホーク
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