好きスキ大好き愛してるっ  8


「あああっ!!! ……っくぅっ!」
 全部埋まりこんだ刺激にのけぞった私の胸に、パパ顔を近づけて、口付ける。
 勃っちゃってる先端を甘く噛んで、舌で転がして吸い上げる。
 腰から下も止まらずに動いて、粘膜がこすれるいやらしい音が結合部から漏れてくる。
「ほら、見えるだろ? 美奈のココが俺のを咥えこんでるの。動くたびに襞が絡み付いたりめくれたりしてる」
「やっ……言っちゃやだってばぁ。パパの、のほうが……熱くって、私の中、いっぱいで、全部、かき回すみたいっ! ッくっ」
 パパと手を繋ぐ。お互いの指の一番深くまで絡ませる。下から突き上げられるまま、本能が教えてくれるまま、腰を振る。
 パパ以外の人としたことがないから分からない。でもきっと、パパにしか私のこと、こんな風にできる人は居ないと思う。
「パパっ!! パパぁんっ ああ……気持ち、いいようっ!!」
「俺も、美奈のナカ、すごい、イイ……ナカに、出すよ」
「……んっ!!」
 パパの動きが、私の動きが、どんどん早くなっていく。
「んあっ!! ああぁっ! も……ガマン、できないぃ」
 怖いくらい気持ちいい。
 それ以外いらなくなるくらい。
 どちらからかわからないけれど、唇を重ねる。舌を伸ばして、息もできないようなキス。
「うぁんっ!! パパッ!! あ……っ! パパぁ……ああん、私、おかしくなっちゃうよぅ」
 よだれが唇の端から流れてあごを伝う。それを、パパが舐める。
「じゃあ、イクとき、パパじゃなくて名前で呼んで」
 そう言って、パパが上下だけじゃなくて、前後に小刻みに腰を揺らす。
「あんっ!! ああ、パ……わたっるっ……さんっ」
 その動きに、じゅぐじゅぐと蜜が漏れ出す。
「なぁに? 美奈」
「渉さ……私っ……もうぅっ!!」
「ああ、俺も、そろそろ」
 パパの動きがまた変わる。今度は、奥へ深く、私のナカを押し上げるような、そんなストロークで。
「あっ!! ああん。イッ……ッくぅんっ!! イっちゃうぅ」
「イッ……」
 爪が食い込むほど、お互いの手を強く強く握って。
 意識が全部白くなったのと同時に、ナカにパパが、断続的に流れ込んできた。

                                        2002.8.16=up.





好きスキ大好き愛してるっ7 ←  もくじ  → 好きスキ大好き愛してるっ9


Copyright © 2002 AUG Sachi-Kamuro All rights reserved.
このページに含まれる文章および画像の無断転載・無断使用を固く禁じます
画面の幅600以上推奨